「VIVANT」富栄ドラムが初舞台「とうとう喋る時が」 共演者も驚く「こんな声なんだ!?」

 取材会に出席した富栄ドラム

 昨年に超話題ドラマ「VIVANT」でブレークした元幕下の富栄ドラム(32)が25日、都内で、初舞台「ルール~『十五少年漂流記』より~」(5月16~26日、東京・よみうり大手町ホール)の取材会に出席した。

 ドラムは「舞台は初めてです。今の時点では納得のいかない芝居なのでいっぱい稽古して本番は全力でがんばるのみです」と決意表明。「VIVANT」では翻訳機を使い、一切声を発することのない役柄だったために「とうとう、しゃべるときがきました」と笑わせた。主演の荒井敦史(30)も「稽古初日に『あ、こんな声なんだ!?』と思いました。その場にいるだけで雰囲気を作れる方なのでうらやましいです」と話した。

 物語は、孤島に流れ着いた学生たちが極限状態で生き抜く姿をフランスの大作家、ジュール・ヴェルヌの名作「十五少年漂流記」をもとに描く。ドラムは見習い水夫・モコを演じる。

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