地震で漁港の地盤が一部沈下 港湾施設の修繕工事が始まる

今月17日に愛媛県愛南町で震度6弱を観測した地震では、各地の港に被害が相次ぎました。
愛南町の御荘港では25日魚の競りを休んで復旧工事が行われました。

地震の影響で地面が一部、地盤沈下した御荘港。漁師たちは、地震の後、足元に気を付けながらタイやハマチなどの水揚げを続けてきました。

御荘港では25日、朝の水揚げ作業が終わった後、魚の競りを取りやめて復旧工事が行われ、アスファルトで舗装をしておよそ40メートルにわたる段差を埋めていきました。

愛南漁協の職員
「市場業務に支障が出ておりましたので、早期に県の方で対応してもらって助かっている」

今回の地震では宇和島港にも地面に隙間や段差が生まれる被害が出ましたが、応急処置をして使用を続けているということです。

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