イノシシ834頭 シカ33頭の生息確認 渡良瀬遊水地

とちぎテレビ

栃木、茨城、群馬、埼玉の4つの県にまたがる渡良瀬遊水地でイノシシやシカの対策を進める協議会は4月25日、オンラインで総会を開きました。

昨年度、ドローンやセンサーカメラで生息状況を調査したところ、イノシシ834頭、シカ33頭を確認し、わなでイノシシ28頭を捕獲したということです。今年度も7月以降に順次、同様の対策を実施します。

渡良瀬遊水地は国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されていて、多様な動植物が生息する生態系が形成されていますが、5年ほど前からイノシシやシカが目撃されるようになり、湿原の貴重な植物への被害が心配されています。

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