「心から申し訳ないと思っている」初めて反省の意 ナイフで複数回刺す 夫婦殺傷事件の控訴審

北海道旭川市で2022年、近くに住む夫婦をナイフで刺し、夫を殺害した罪などに問われている男の控訴審が開かれ、男は「心から申し訳ないと思っている」と初めて反省の意を示しました。

旭川市の無職・川口和人被告は2022年9月、被告の自宅にBB弾を投げた子どもの親である夫婦をナイフで複数回刺し、夫を殺害した殺人罪と、妻を殺害しようとした殺人未遂の罪に問われています。

1審の旭川地裁では「常軌を逸した犯行で、遺族らが受けた精神的打撃は計り知れない。反省の態度もみられない」などとし、川口被告に懲役25年の判決を言い渡していました。

25日の控訴審で、川口被告は「1審では弁護士から記憶のないところは謝罪の必要はないと言われていた。いまは心から申し訳ないと思っている」と初めて反省の意を示しました。

判決は来月28日に言い渡されます。

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