フジテレビ、FNSチャリティキャンペーン2023年度支援国パキスタンのために集めた募金を日本ユニセフ協会に贈呈 / Screens

株式会社フジテレビジョンは、FNSチャリティキャンペーン2023年度支援国パキスタンのために集めた募金を日本ユニセフ協会に贈呈。寄付金は「水と衛生」「保健」「子どもの保護」などの分野で、パキスタンの子どもたちのために活用される。50周年となる2023年度までに集めた募金総額は累計で約45億円となる。

FNS系列28局とビーエスフジが世界の厳しい環境で暮らす子どもたちを支援する「FNSチャリティキャンペーン」。50周年を迎えた2023年度は、前年のモンスーンがもたらした降雨により、国土の3分の1が水没する被害を受けたパキスタン・イスラム共和国の子どもたちを支援し、全国から54,361,613円の募金が集まった。諸経費を除いた寄付金は、日本ユニセフ協会を通して現地に届けられ、洪水被害を受けたコミュニティにおける「水と衛生」「保健」「子どもの保護」などの分野で、パキスタンの子どもたちの命とすこやかな成長を守るための活動に使われる。

2024年4月24日(水)午前10時からフジテレビで、日本ユニセフ協会への寄付金の贈呈式が行われ、フジテレビ執行役員社会貢献推進局長の吉川裕介氏が日本ユニセフ協会の早水研専務理事に寄付金の目録を渡し、感謝状を受け取った。早水専務理事は「パキスタンは今でもたくさんの方々が支援を必要とする状態で暮らしています。お預かりした寄付金は壊滅的な状況の上水道の復旧、呼吸器系の疾患や流行性の感染症への対応、厳しい食料事情への対応に使わせていただきたいと思います」と謝意を示した。

51年目となるFNSチャリティキャンペーンがネパールを支援することについて「テレビ局のネットワークの力は本当にすごいと痛感しています。50年前に始まったキャンペーンで、FNS系列局を通じて、視聴者の皆様方から温かいご支援をお預かりしているのは本当に素晴らしいことだと思います。日本の優しい心が集約されていると思います。これからも、世界の厳しい状況に置かれた子供たちのためにぜひお力を拝借したいと思います」と期待を寄せた。

<FNSチャリティキャンペーンついて>
FNSチャリティキャンペーンは1974年の設立以来、フジテレビ系列全28局とビーエスフジが協力し、放送やイベント、SNS等で募金活動を行い、ユニセフを通じ、厳しい環境で暮らす世界の子どものための支援活動を行っている。毎年度、支援国を決め、情報番組(「めざまし8」)等で視聴者に募金への協力を呼びかけてきた。50周年を迎えた2023年度はモンスーンの被害に苦しむパキスタンの子どもたちを支援した。1974年度~2023年度の50年間で集まった募金総額は累計で4,499,473,127円。次の50年への第一歩となる2024年度は、2023年11月に発生したマグニチュード6.4の地震で150人以上が犠牲になり、約20万人が被災したネパールを支援するという。

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