原因は「母線」と呼ばれる送電装置 宮古島市の大規模停電 8年前点検時には問題なし

沖縄県宮古島市全域に及んだ大規模停電について、沖縄電力は発電所内の「母線」と呼ばれる、送電装置の不具合が原因だと発表しました。

沖縄電力 横田哲 副社長
「停電となりました地域の皆様には、特に宮古島の皆様、大変なご不便とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」

沖縄電力によりますと、宮古第二発電所の発電機付近にある、母線と呼ばれる送電装置に不具合が起きたため、宮古島市内全域で停電が発生したということです。

沖縄電力が2016年に母線を点検した際には、問題は見つからなかったということで、今回不具合が起きた具体的な理由については明らかになっていません。

沖縄電力の横田哲副社長は会見で「事故原因の究明を進め、今後は事故を起こさないような対策をしていきたい」と述べました。

© 琉球放送株式会社