宮本亞門氏が仕掛け人 エンタメの祭典「日比谷フェス」はNYのタイムズスクエアをイメージ

宮本亞門氏

演出家の宮本亞門氏(66)が25日、東京・日比谷でGWに開催されるエンタメの祭典「Hibiya Festival2024」のオープニングセレモニーに出席した。

オープニングアクトは4人組ボーカルユニット「REAL TRAUM」。亞門氏も出演した前期NHK朝ドラの主題歌「ハッピー☆ブギ」を歌った。

亞門氏は「トラウムって夢という意味なんですよ、ドイツ語で。〝リアル(現実の)トラウマ〟じゃないんですよ。ホントに夢をこれからかなえてくという人たち、今もかなってきてますでしょうが、皆さんどうぞ一緒に!」と音頭を取り、開会宣言した。

同ユニットは、亞門らエンタメ界のプロたちが審査員を務め「NEXTアーティスト」として選んだ1組。3回目の今年は、200組の応募の中から11組が選ばれた。中には女優・和久井映見と同姓同名(名前の読みは「えいみ」)のバイオリン独奏者も。

オリエンタルラジオ中田敦彦の弟でダンサー・FISHBOYも審査員の1人。「年々バラエティーが豊かになってきて、今年とかも『お、やっと出てきたか、君』と、注目してたアーティストとかも出てきたりとかして…」と壇上で語った。

同フェスは、東京ミッドタウン日比谷の開業に合わせて始まり、今年で6回目。ミッドタウンやその周辺ではGW中、ミュージカルやバレエ、オペラ、伝統芸能、ダンスなどが無料で見られ、もちろんNEXTアーティストたちも参加する。

フェスに初回からかかわっている亞門氏は、「ニューヨークをイメージしてください。タイムズスクエアというところがあります。青空の下に、そして夜は星空の中でウワァ~って歌って踊るというところが、東京にはない! ということで、なんとかここでそういうことができないか」と、企画理由を明かした。

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