J2甲府、鳥栖からGKコ・ボンジョが期限付き加入 登録ウインドーの例外適用申請が承認

登録ウィンドーでの例外が適用(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

クラブが公式発表

J2ヴァンフォーレ甲府は4月25日、GKコ・ボンジョがサガン鳥栖より期限付き移籍加入することを発表した。また、今回の選手登録について、登録ウインドーの例外の適用に関する申請をJリーグに行い、同規則の適用が承認されたという。

甲府は4月23日、GK河田晃兵が左半腱様筋損傷で全治約4~6週間、GK渋谷飛翔が左第2・3中手骨骨折で全治2か月と発表。4月14日の第10節ロアッソ熊本戦(3-3)の試合途中、4月20日の第11節ザスパ群馬戦(4-1)と、24歳のGK山内康太がゴールマウスを任されていた。

そのなかで、鳥栖から韓国人GKコ・ボンジョを期限付き移籍で獲得。レンタル期間は2024年7月8日までとなる。コ・ボンジョはクラブを通じ、「サガン鳥栖から期限付き移籍できましたコ・ボンジョです。ヴァンフォーレ甲府の勝利に貢献出来るよう、努力を惜しまず全力で戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

また、コ・ボンジョを登録するにあたり、規約に即して現在負傷中の渋谷飛翔の登録抹消の申請を行い、承認されたという。クラブは「登録が抹消されても渋谷選手がヴァンフォーレ甲府の所属選手であることは変わりません」としている。

<参考>
日本サッカー協会基本規定「プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」
2.登録>2-1 本協会への登録>13 登録ウインドーの例外(2)
ゴールキーパーの選手であり、かつ、当該追加登録を望むチームに既に登録されているいずれかのゴールキーパーの選手が怪我等の特別な事情により試合に出場することができない場合において、所属リーグが認めた場合は、「⑫登録ウインドー」にかかわらず、登録ウインドー外においても登録されることができるものとする(「登録ウインドーの適用例外に関する申請書」(書式H-2)により所属リーグに申請。ただし、JクラブはJリーグの指定する方法によるものとする。)。なお、所属リーグの承認後、特別な事情により試合に出場することができない当該ゴールキーパー選手の登録は速やかに抹消されなければならない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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