大規模災害に備え市内で最大の防災備蓄倉庫が完成 10トントラック32台分相当の760立方メートル【岡山・倉敷市】

南海トラフ巨大地震や豪雨などの大規模災害の発生に備え、支援物資の備蓄などを行う倉敷市で最大の倉庫が完成し落成式が行われました。

岡山県倉敷市有城に完成した「防災備蓄倉庫」です。被災者支援の充実を図るため、旧山陽ハイツグラウンド跡地に1年前から整備が進められてきました。備蓄量は10トントラック32台分相当の760立方メートルで、防災備蓄倉庫としては倉敷市内最大です。飲料水や非常食などを常備するほか、災害時には支援物資の配布の拠点になるということです。

(伊東香織倉敷市長)
「どういう体制で災害への備えをするかということで、『災害に備えるまちづくり』ということで、また大きな一歩を進めることができたと思っております」

倉敷市は、他の地域で災害が起きた時に、備蓄する支援物資を届ける拠点としても活用する方針です。

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