政治とカネの問題で国会の取材も大変!?

4月25日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーは、「いま国会はどうなっているのか」をテーマに、文化放送報道部・国会キャップの山本香のレポートをお届けした。

長野智子「大変ですね、国会は。どこから話します(笑)?」

山本香「いやあ、もう(笑)。いろんなことがありすぎて。いままで20年近く国会取材していますが、本当に今国会、いちばん大変だな、と感じています」

長野「それはどういうところでですか?」

山本「やはり政治とカネ問題。自民党の派閥の裏金問題で、国会もそうですし、永田町全体がしっちゃかめっちゃかになっちゃいましたので、我々もどこから手をつければいいのかわからない。関与している議員が多すぎる。そして真相はいまだに闇。ですから連日、振り回されている、という状況です。そのほかにもいろんな法案の審議やっていますので、それも取材しないといけない。息つく暇もない、という毎日を送っています」

長野「山本さんが『闇』とおっしゃいましたけど、私も衆参の予算委員会を見ていてもゴタゴタや危機感、そういうものが総理の議論から伝わってこないんですよ。野党はけっこう追及していますよね」

山本「厳しく追及を続けています」

長野「総理の(議論は)、先延ばししたらなんとかなると思っているのかな、と感じるぐらいなんですけど、どうなんですか? その辺の真意や周りの空気など」

山本「私自身も総理の会見に出て質問したことあるんですけど、返ってくる答えが聞いていることとちょっとズレている。野党の議員も同じことを言っていまして。わざとズラしているということもるかもしれないけど、岸田さん、『聞く力』があると言いながら、本当に岸田総理の耳に届いているのかどうか疑問。もう少し説明がうまければ、いまみたいに、追い込まれたとしてもいまほどじゃなかったんじゃないかな、という声も聞いています」

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