このGWにお迎えしたい花、見つけませんか?「植えっぱなしOKでもこんなにキレイ!」
気温が高くなり、熱中症や日焼けが気になる季節になりました。暑さに体が慣れていない時期は、長時間ガーデンに出ることはなるべく避けて、作業も少ない時間で終わらせるようにしましょう。
植物の性質や庭の環境にもよりますが、植物を育てるなら、多年草や宿根草を選んだり、地植えにするのもおすすめ。植物のお世話がグンとラクになることもあります。
そこで今回は、ほったらかしでも育てやすい、おすすめの宿根草について参考価格とともにお伝えします。
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【ガーデニング豆知識】宿根草とは?
一度植えたら、翌年以降も生育し続ける植物のことを多年草といいます。多年草の寿命はそれぞれ違うものの、数年から、長いものだと十年以上生育する植物もあります。
開花が終わったあと、枯れて休眠する多年草のことを、とくに宿根草といい、冬に葉を落とさない常緑性の多年草と区別することもあります。
宿根草は多年草の一種なので、数年間は生育を続けます。地上部が枯れたとしても、開花期が近づけば芽吹く可能性が高いので、間違えて掘り起こさないようにして様子を見ましょう。
枯れた茎の隙間から青々とした若葉を見つけたときは、喜びもひとしおですよ。
次では、いまが開花時期の宿根草をご紹介します。このGWにお迎えしたい花、一緒に見つけませんか?
【宿根草ガーデニング】ほったらかしでも育てやすい!おすすめの宿根草6選
アスチルベ
ふわふわとした花穂がオシャレなアスチルベは、梅雨シーズンに人気の宿根草。雨にも負けず、ふんわりとした優しげな雰囲気でガーデンを美しく演出します。
夏の高温と乾燥には弱いので、地植えにする場合は生育場所に気をつけましょう。
※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)
エキナセア
エキナセアは、イガグリのように盛り上がった中心部分と、傘のように垂れ下がった花弁がユニークな宿根草です。
近年は八重咲き品種も出回っており、こちらの品種は大変華やかです。素朴で野趣あふれる定番品種とは違った雰囲気が楽しめます。
※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗)
ミヤコワスレ
野山に咲く草花のように、素朴な美しさが魅力のミヤコワスレ。控えめな雰囲気なので、他の植物とも合わせやすい宿根草です。
夏の暑さや多湿が苦手なので、鉢植えで育てるか、地植えにするときは明るめの日陰で水はけのよい場所を選ぶようにしましょう。
※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)
アガパンサス
真っ直ぐに伸びた茎の先に、花火のように華やかな花を咲かせるアガパンサス。草丈が高く、細長い葉が良く茂るのでボリュームがあります。存在感があるので、ガーデンの主役として育ててもよいでしょう。
これからの季節は爽やかなブルーやホワイトカラーがおすすめです。
※参考価格:700~1500円前後(3号ポット苗)
モナルダ
「タイマツバナ」とも呼ばれるモナルダは、ユニークでオシャレな花を楽しめる宿根草です。ハーブにも分類される強健種で、葉や茎に爽やかな香りがあります。
おすすめのレッドカラーは、燃えるような花姿と相まって、夏ガーデンを明るく演出します。
※参考価格:500円前後(3号ポット苗)
ブルンネラ
ブルンネラは、美しいブルーやホワイトの花と、幅広のカラーリーフがオシャレな宿根草です。花は繊細で小さく、ナチュラルガーデンにもおすすめです。
葉色がシルバーの品種は涼やかな雰囲気で、これからの季節にもぴったりです。
※参考価格:1200円前後(4号ポット苗)
まとめにかえて
今回はほったらかしでも育てやすい、おすすめの宿根草についてお伝えしました。
宿根草は冬に枯れてしまう場合が多いので、ガーデンがさみしくなることもあります。そもそも冬は植物が少なくなる時期ですが、一年草や開花の早い球根植物などを近くに植えると、冬らしい風情のある景色を楽しめます。