やんばるでのドライブは生き物に注意を ロードキル防止へ警察と環境省

やんばるの希少な生き物のロードキルを防ごうと警察官を対象にした講演会が名護市で開かれました。

名護警察署で開かれた講演会には警察官およそ50人が参加し環境省の職員が国の天然記念物・ヤンバルクイナの交通事故の発生状況などを説明しました。

毎年4月から6月にかけてヤンバルクイナは繁殖期に入り活動が活発になることから環境省はこの時期、特に注意を呼びかけていますが今年はすでに5件の事故が発生していて全ての個体が死にました。

また、ケナガネズミが巻き込まれる事故も増えていることも説明されました。

▽警察官:
「安全運転の呼びかけ取り締まりが大切になってくると感じました」

▽警察官:
「観光客や私たち県民も一緒になって希少種と共存していける社会を作っていきたいと思っています」

環境省と名護警察署はやんばるを走る際は生き物に十分注意して運転してほしいと呼びかけています。

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