国交省から保守管理体制がぜい弱と指摘受けた「弘南鉄道」 JR東日本から「保線技術」学ぶ

国土交通省から保守管理体制がぜい弱だと指摘されていた弘南鉄道が、JR東日本から保線技術を学ぶ勉強会を開きました。

勉強会では、弘南鉄道の社員たちが、JRの技術担当者から釘やボルトが緩んでいないかを確認する打音検査の方法などを教わりました。

検査は弘南鉄道でも取り入れていますが、手順や項目が異なっていて、効率の良い方法が他にもあることが分かったということです。

2023年8月、大鰐線で脱線事故を起こした弘南鉄道では、2024年3月に協定を結び、保線技術について指導や助言を受ける取り決めをしていました。

今後、年に数回指導を受けるということです。

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