和気町・藤まつり会場から中継 色とりどりの紫に包まれる藤棚…圧巻の光景や見どころを紹介【岡山】

フジの花がちょうど満開を迎えています!岡山県和気町にある藤公園では、4月24日から藤まつりが始まりました。上品な紫に包まれる藤棚は圧巻です! 色とりどりのフジの花が園内を彩る「藤まつり」の会場に森下アナウンサーが行っています。

(森下花音アナウンサー)
岡山県和気町にある藤公園です。こちらでは24日から「藤まつり」が始まりました。優しい紫に包まれる空間は本当に癒され、間近で花を見ることができます。ほんのりと甘くさわやかな香りも非常に和みます。24日は絶好のお出かけ日和で、日中は多くの人が楽しんでいました。約7000平方メートルの園内には幅約7メートル、長さ約500メートルの藤棚があり、フジの花のトンネルを楽しむことができます。

そのフジですが、何と言っても種類が豊富なんです。その数なんと100種類もあります。北は北海道から南は鹿児島まで、日本各地の有名なフジがそろっています。こちらのフジは白い花が咲いています。これは北海道の五稜郭のフジです。キャスターのお二人、白いフジはどうですか。

(中塚美緒キャスター)
「白のフジ、初めて見ました。とってもきれいですね」
(長尾龍希キャスター)
「紫のフジの中にこの五稜郭の白いフジがあると、特別感があるように感じますね」

この五稜郭のフジは他の白いフジに比べても少し緑がかっていて、さわやかな印象が特徴的だということです。

ここからは、約30年間フジの管理をしている竹内敬一さんにお話を伺います。よろしくお願いします。長年フジを見てきて2024年はどうですか?

(竹内敬一さん)
「今年は雨が多い。それで温度が高い。フジにとっては天国といいますか、最高な年だと思います。いい花が咲いています」

(森下花音アナウンサー)
Q:3日前に取材に来たんですが、その時はまだ2分咲き程度でした。きょうはどれくらい咲いていますか
(竹内敬一さん)
「きょうは7分、8分と。満開の花もあります。いろんな種類があるので、散りかけているものもあるが」

Q:一気に開花が進み、満開に近づいた原因があるのでしょうか。
(竹内敬一さん)
「やっぱり雨が多くて、気温が高いということで、早いんですよね」

Q:他にも特徴的なフジはありますか?
(竹内敬一さん)
「韓国のフジ。咲いているのを見るとわかるように、衣を羽織って、落ちながら開花していく。日本ではここしかないと思うので、ここに来たら見られますから来て頂ければ」

貴重な花が楽しめるということなんですね。
そして、公園の隣にある和気神社には、フジにちなんだアイテム、御朱印があります。御朱印は珍しくレースの生地となっていて、フジも刺繍になっています。

(中塚美緒キャスター)
「とってもかわいくて、欲しくなりました。レース生地の御朱印は流行っていますよね」

この藤まつりは5月初旬まで開催予定で、期間中は日没後から午後9時までライトアップもされるということです。この時期ならではの絶景を楽しんでください。ここまで、和気町の藤公園から中継でお伝えしました。

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