SNSを通して投資話もちかけられ4070万円の詐欺被害 群馬・前橋市

前橋警察署

群馬県前橋市内の男性がSNSで投資話をもちかけられ、現金4070万円をだましとられる詐欺被害が発生していたことが分かりました。

被害にあったのは、前橋市に住む69歳の男性です。2023年1月、外国に住んでいると話す人物から男性の携帯電話に「私は海外に金の送付をしていて、投資で3800ドルの利益を得た」とSNSを通じて連絡がありました。

その後、「金の取引の勉強ができる」などとSNSの投資グループに招待され、参加すると金のトレーダーを装う人物から偽の投資用アプリをダウンロードするよう指示されました。この人物から指定された口座に20万円を振り込むと、偽の投資用アプリに入金が表示されレートの数字が推移していたため、13回にわたりお金を振り込んだということです。だまし取られた金額は、4070万円にのぼります。

男性は、2023年4月、「投資用アカウントが凍結状態になった」と言われ、不審に思い被害に気が付いたということです。男性は、「投資詐欺は知っていたが、まさか自分が被害にあうとは思わなかった」と話しています。

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