川口春奈のお悩み解決! 『ホンマでっか!?TV』で紹介された「自律神経の整え方」

フジテレビのバラエティー番組『ホンマでっか!?TV』4月24日の放送は、「体の不調を改善!正しい自律神経の整え方SP」。MCの明石家さんまをはじめ、ゲストの川口春奈、パネラーの島崎和歌子、ブラックマヨネーズ、EXITらに向けて、評論家たちが自律神経ついて話を展開した。

自律神経が乱れることで不調になってしまう

自律神経とは、体のあらゆる「働く」「休む」という機能をコントロールする神経。自律神経は2つあり、日中の活動時間には交感神経が優位となり、もうひとつの副交感神経は睡眠時やリラックスしているときに優位となる。この自律神経が乱れると、眠れない・頭痛・疲れやすい・鬱といった不調の原因となってしまう。

▲自律神経が乱れることで不調になってしまう イメージ: Pangaea / PIXTA

ゲストの川口春奈は、開口一番「自律神経、乱れまくっています」と切り出し、症状として眠れない、眠りが浅いといったことがあるそう。家に帰っても(気持ちが)オフにならないと話した。

番組では、評論家たちがさまざまな自律神経に関する“ホンマでっか!?”な情報を紹介していく。まず、自律神経は脳に酸素と栄養を供給する目的がある。自律神経が1分でも休むと生きていけなくなってしまうほど大事な役割を担っていることを説明。

その後も、「自律神経の乱れで老け顔になる?」「加齢によって自律神経は衰えていく!?」「ストレスで自律神経が乱れるとネギ臭い汗が出る」「運動・デスクワーク・人間関係、いかなることも自律神経が関係している」といった説が続く。

話を聞いていたEXITのりんたろー。は「NOストレスで生きることが大事?」と質問をぶつける。この問いに評論家は「あらゆるストレスから解放されると、自律神経の負荷が減る。そうすると疲れも出にくくなる」と回答。

MCの明石家さんまは自身をストレスフリーと言い、評論家からは“自律神経おばけ” と呼ばれるほど自律神経が整っているそうだ。

仕事などで多忙な人も自律神経が乱れやすく、ブラックマヨネーズの吉田は2004~2005年くらいは呼吸を意識しないとできないほど忙しかったそう。EXITの兼近は「2019年は忙しすぎて、仕事を辞めたいとずっと言っていた」と当時を回顧した。

自律神経の乱れは汗の出方でわかる?

番組に初登場した鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の森田遼介氏は、東洋医学と西洋医学をミックスした自律神経を整えるセルフケアを提唱し、予約が取れない鍼灸マッサージ師として話題となっており、2023年10月には『自律神経にいいこと大全100』(小社刊)を刊行している。

森田氏は「頭から以上に汗が出る→自律神経が乱れているサイン!?」と話を始める。交感神経が優位すぎると肩こり・便秘といった症状が出るそう。そこからさらに交感神経が異常に優位な状態になると頭や手、足といったところから汗が出てくるのだという。

自律神経の整え方として、「1日10分ぼーっとする」ということを提唱。通勤の帰り道などに自然がある公園などでぼーっとする時間を設けると、ストレスの緩和になるということだ。

続けて「『笑う』ことはモルヒネの数倍鎮痛作用がある!?」という説を披露。笑うことで脳にエンドルフィン、腸にセロトニンといった体に良い「幸せホルモン」が分泌されて自律神経が整うのだという。

「お笑い芸人さんは『笑い』を届けて世の中の『痛み』を和らげてる」と、お笑い芸人が多い現場を温かい言葉で包み込んだ。

番組の最後には、評論家の原田賢氏が今すぐできる自律神経の整え方を紹介。楽しいこと・好きなこと・リラックスできること・うれしかったことを脳に思い浮かべると、人間はそれをやっているかのように思うとのこと。

この方法にを聞いた明石家さんまは「毎日やっている」と言い、続けて、スケジュールを書いているノートを毎日2時間くらい見ている、とコメント。評論家からは「自律神経にすごくいい!」と絶賛をされた。

楽しいことを思い浮かべることを習慣づけていくと、イヤなことを思い出さなくなり、ストレスの軽減にもつながり、自律神経が乱れづらくなるということだ。

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