子どもたちの健やかな成長を願って町が始めた「こいのぼり」掲揚 児童も手伝って揚げた約100匹が空を泳ぐ 岩手・雫石町

こどもの日を前に岩手県雫石町で25日、町内の小学校に通う児童が約100匹のこいのぼりを揚げました。5月6日まで雫石川で気持ちよさそうに空を泳ぐこいのぼりが町を訪れる人たちの目を楽しませます。

25日は、町内の雫石川園地に御所小学校の1年生14人が集まり、地域の人たちと一緒にこいのぼりを揚げました。この取り組みは、子どもたちの健やかな成長を願って町が30年前に始めたもので、こいのぼりの掲揚には町内に5つある小学校が毎年持ち回りで参加しています。色も様々な約100匹のこいのぼりは、全て町の内外から寄付されたものです。子どもたちは大きいものだと5メートルもあるこいのぼりを6人がかりで運んでいました。雫石川の上に揚げられたこいのぼりは、風をうけながら元気に空を泳いでいました。

(児童は)
「こいのぼりがかわいかったです」
「運ぶのがちょっと大変だったけど楽しかったです」
「ずっと泳いでほしい」

雫石川のこいのぼりの掲揚は5月6日まで続き、町を訪れた人たちの目を楽しませます。

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