鳥取砂丘の駐車場倍増 GW渋滞対策、1500台分臨時で開設

鳥取砂丘

 鳥取市と鳥取県が春の大型連休で入り込み客数のピークと予想する5月3~5日、観光地の鳥取砂丘周辺で臨時駐車場を最大1500台分確保する。渋滞緩和が目的で、混雑情報はホームページなどで伝える。

 人気スポット・馬の背がある砂丘東側エリアは、常設の鳥取砂丘駐車場(250台)など計1070台分があり、連休期間中は同駐車場から約1.5キロ離れたオアシス広場(800台)も駐車場として確保。満車となれば、約4.2キロ離れた岩戸海水浴場近くにも臨時駐車場(200台)を開設し、臨時の2カ所からシャトルバスを運行する。

 鳥取砂丘こどもの国がある砂丘西側エリアには常設駐車場が660台分ある。旧砂丘パレス臨時駐車場(100台)と、こどもの国から2.5キロ離れた県立中央病院駐車場(400台分)も活用する。

 駐車場や混雑情報はホームページ「とりみちinfo(インフォ)」、鳥取市周辺渋滞協議会のX(旧ツイッター)で配信する。

 新型コロナウイルスの感染症法の5類移行後、初の春の大型連休で、鳥取市は入り込み客数がコロナ禍前に戻り、4月27日から10日間で計18万5千人と予想する。昨年は4月29日から9日間で計約13万1700人だった。

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