「激混みなのに、、、」電車の【対面座席】を足置き場にしている中年男性 → 困っていると救世主が!!

通勤や通学などで、利用する頻度が高い“電車”。
大勢の人が利用する公共交通機関だからこそ、最低限のマナーは守ってほしいもの。
それでも、マナーを守れていない一部の迷惑客のせいで嫌な思いをすることもありますよね。
筆者が実際に電車で出会った、迷惑客エピソードです。

通院で電車を利用することに

これは、足を捻挫中、通院の帰りに起こった話です。

あるとき、ふとした拍子に転んでしまい、1か月通院することになりました。

「やらかしたなあ」
と思いつつも、完治させることが大切。

毎回、夫が車で送迎してくれていました。

しかし、通院3回目の日に、あいにく仕事が入ってしまった夫。

仕方なく、電車に乗って病院まで行きました。

迷惑客に困っていると……

無事診察も終わり、帰り道。
電車に乗ると、時間帯もあるのか、かなり混雑していました。

何とか座れる席を探そうと、あたりをきょろきょろ見回す私。
そのとき、とある人に目がいきました。

その中年男性、対面座席に靴を脱いだ足を思いっきりのせていたのです。

そのうえ、横の座席には荷物を置き、1人で3人分の席を独占しているではありませんか!

「こんなに混雑しているのに」
「足がきついから座りたい」

そう思ってついつい送っていた視線に気づいたのか、男性と目が合いました。

そこで、席をあけてくれるかと思いきや……。

女性だからか、思いっきり睨みつけられたのです!

思い切って声をかけてみても、完全無視。

すっかり心も折れ、足も痛みが増してきて、泣きそうになってしまいました。

勇気ある男性方が助けてくれた!

すると、そこに救世主が!

「あの、めちゃくちゃ迷惑です」
「足も荷物も邪魔なんですけど?」

中年男性を注意してくれたのは、屈強そうな男性3人組。

その容貌に怯んだのか、私を女性だからと睨んでいた中年男性は態度を一変。

「もう降りますから」
「もちろん、どうぞどうぞ」
とセコセコ荷物を持ち、すぐにその車両から出ていったのです!

気になる結末は……

中年男性が電車を降りたのを見送ったあと、男性たちは私に微笑みかけてくれて。

「足ケガしてますよね?」
「早く座ってください」
と、気持ちいいくらいの笑顔で席を譲ってくれました。

優しい男性方のおかげで、足に負担をかけずに帰ることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

私もそれからというものの、困っている人がいたらすぐに席を譲るようにしています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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