【高校受験2024】香川県公立高入試の概評…総合平均141.9点

教科別平均点等

香川県教育委員会は2024年4月23日、2024年度(令和6年度)香川県公立高等学校入学者選抜学力検査の概評を公表した。学力検査は、5教科の総合得点平均が55%(138点)前後となることを目安に作成されたが、実際の平均点は56.8%(141.9点)と予想をやや上回った。

2024年度香川県公立高等学校入学者選抜の一般選抜学力検査は、3月7日に実施された。受検者数(全日制・定時制の全教科受検者)は、前年度比245人減の4,946人。各教科の配点は50点。平均点は、国語31.5点(前年度比1.0点増)、数学23.6点(前年度比1.7点減)、社会29.2点(前年度比2.0点減)、英語28.3点(前年度比0.7点減)、理科29.3点(前年度比1.7点増)。国語と理科が上昇、社会など3教科が下降した。

学力検査問題については、5教科の総合得点(250点満点)の平均点が138点(55%)前後となることを目安に作成された。実際の平均点は前年度比1.7点減の141.9点(56.8%)で、予想をやや上回った。総合得点の分布のピークは、160~180点の層であった。

学力検査の概評では、教科ごとの概評も示している。また、受検生に向けたメッセージを掲載。全教科を通して、日頃の学習で大切にすべき点として「授業を大切にして基礎的・基本的な事項をしっかり理解するとともに、それらを活用し、筋道を立てて考える力を付ける」などをあげている。

奥山直美

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