狭山茶の産地である入間市で、新茶の摘み取りが始まりました。
入間市下藤沢にある平塚園は3000平方メートルの敷地に、風味と色を向上させるため寒さに強く収穫量の多い「狭山かおり」と、うまみが強く収穫時期が早い「摩利士」を交配して育てています。
25日は、近くに住む女性らおよそ25人が新芽を丁寧に摘み取りました。
平塚園の平塚尚吾社長によりますと、去年は春に気温の高い日が続いたため、摘み取りの時期が1週間ほど早くなりましたが、ことしは例年通りの摘み取りとなりました。
新茶の摘み取りは、25日から4日間行われ、1日およそ130キロ収穫されます。
25日収穫した新茶は、来週から市内にある平塚園の店頭に並びインターネットでも販売される予定です。