中日・柳が5回までノーヒットノーランも 六回、坂本に逆転3ラン 昨年8月にもノーノー未遂

 巨人打線を相手に力投する柳(撮影・佐藤厚)

 「巨人-中日」(25日、東京ドーム)

 中日・柳が5回まで巨人打線相手にノーヒットノーランを繰り広げている。

 初回、門脇、佐々木を2者連続で3球三振に仕留め、坂本も初球で二ゴロに打ち取るなど、わずか7球で初回を封じた。

 二回2死から好調の萩尾に四球を与えたが、続く小林を空振り三振に仕留めた。

 三、四、五回はいずれも三者凡退。5回までの球数はわずか53。無安打5奪三振の好投を見せている。

 右腕は昨年8月13日の広島戦でも9回無安打無失点投球を繰り広げたが、打線の援護なく降板。チームはサヨナラ勝ちを収めたが、柳は勝利投手になれなかったという“ノーノー未遂事件”がある。

 だが、六回、先頭の吉川に右越え二塁打を浴び、夢は幻と消えた。さらに佐々木に四球を与えた2死一、二塁から、坂本に逆転3ランを浴びた。

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