「佐渡島の金山」価値や歴史をアピール 世界遺産委員国が視察【新潟・佐渡市】

世界遺産委員国の大使たち

世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」を世界遺産委員国の大使が視察しました。登録に向け、地元から価値や歴史をアピールしました。

視察に訪れたのは、世界文化遺産の登録を審議する21カ国のうちの10カ国。佐渡金山では、採掘の様子を再現した模型などを見ながら担当者から歴史などの説明を受けました。

一行は、金塊の取り出しにも挑戦。佐渡奉行所では地元の「世界遺産にする会」のメンバーが江戸時代に金を運んだ装束で出迎えました。

■橋本憲次郎副知事
「普遍的な価値は実際にご覧いただければ分かって頂ける。各国との折衝があれば登録してもらえるものを信じて我々はやっていきたい。」

佐渡島の金山の世界文化遺産登録は7月に審議される見込みで、委員国すべての全会一致が原則です。26日、一行は西三川ゴールドパークなどを視察します。

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