商業施設の建設現場 930万円相当の銅線盗まれる

建築資材などが高騰する中、東近江市の商業施設の建設現場で、銅線・約1200メートル930万円相当が盗まれているのが見つかりました。

被害があったのは、東近江市中小路町の商業施設の建設現場です。警察によりますと、盗まれたのは、23日の午後7時半ごろから24日の午前6時ごろまでの間で、出勤した警備員が建設現場の鍵が壊されているのを発見し、作業員と現場を確認したところ、建物内の天井に配線済みだった銅線がなくなっていることがわかりました。盗まれたのは銅線24本、合わせておよそ1200メートル。被害額は、930万円相当にのぼるということです。

この商業施設の建設現場では、今年1月にも、銅線60メートル・35万円相当が盗まれる被害がありました。警察は、防犯カメラの映像の解析など捜査を進めています。

なお県警によりますと、県内での金属系の盗難は、去年1年間、約120件あり、2024年に入っても3月末までに約35件あったということです。

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