カプコン、業績予想を上方修正―『スト6』『ドラゴンズドグマ2』が好調

カプコン、業績予想を上方修正―『スト6』『ドラゴンズドグマ2』が好調

カプコンは、最近の業績動向等を踏まえ、2023年5月10日に公表した2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想を修正しました。

2024年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2023年4月1日~2024年3月31日)

主力事業であるデジタルコンテンツ事業において、『ストリートファイター6』がグローバルで支持を受けたほか、第4四半期に発売された『ドラゴンズドグマ 2』も順調に推移。これにより、売上高は前回発表予想から8.9%増の1524億円、営業利益は1.8%増の570億円、経常利益は6.1%増の594億円、親会社株主に帰属する当期純利益は8.3%増の433億円となる見込みです。1株当たり当期純利益も103円53銭となります。

(単位:百万円)

2024年3月期 個別業績見込みと前期実績値との差異(2023年4月1日~2024年3月31日)

配当予想の修正

同社は株主に対する利益還元を重視し、連結配当性向30%を基本方針としています。今回の業績予想の修正を受け、期末配当予想を前回予想の1株当たり38円から5円増配し、43円とすることを決定。これにより、当期の年間配当金は1株当たり70円となり、連結配当性向は33.8%となる予定です。

なお、これらの修正に関しては、2024年6月に開催予定の当社第45期定時株主総会で付議される予定です。

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