北陸新幹線の県内全線開業から25日でちょうど40日。新しい新幹線駅の加賀温泉駅で能登半島地震の復興支援と2次避難者の応援を目的とした催しが開かれています。
加賀温泉駅前にある白いテント。ここで行われているのは…。
リポート:
「千枚田でとれた米やしおサイダー飴など販売されているのは能登の名産品です」
加賀温泉郷協議会が開いたこのイベント。能登半島地震で被害を受けた能登地区の様々な商品が販売されています。
静岡から来た観光客は:
「おいしそうだなと思って買った」
愛知から来た観光客は:
「私も何か援助したいなと思っていたのでこういうので協力できるんだったらと思って買った」
この催しで売り子を担当しているのは…
売り子:
「味噌汁にしたり、酢の物にしたり、鍋に入れたり…」
加賀市内の宿泊施設で2次避難を続ける人たちです。故郷から遠く離れた避難者には、収入が無くなった人も多くアルバイト代を支払う事で何かの足しになればと加賀温泉郷協議会が企画しました。今回は8人が日替わりで接客を担当しています。
輪島朝市に出店している井上岳登さん:
「めちゃくちゃ楽しいですね。こうやって人と触れ合うことがなかったんですけどこうして気分転換にもなるのでとにかくありがたいですね」
このイベントは来月12日まで開かれています。