国民スポーツ大会「国の財政負担少なすぎる」 会見で知事

 愛媛県の中村時広知事は25日、県庁での定例会見で、在り方の見直しが議論されている国民スポーツ大会(旧国民体育大会)について、2017年の愛媛国体開催の経験から「全国的な行事にもかかわらず、国の財政負担が少なすぎるのは大きな課題」と述べた。

 愛媛国体・障スポ大会の開催経費は約430億円(県、市町負担分の合計)。競争入札などで「経費削減をしたが、それでも多額のお金がかかった」と説明。施設整備の規格基準次第では「既存施設で十分対応できる。基本的な運営(の在り方)を考えるべきだ」とした。

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