仙台市科学館リニューアル ゴールデンウイークのお出かけにも〈仙台市〉

仙台市青葉区の仙台市科学館が4月26日、リニューアルオープンします。科学を身近に感じられる展示が盛りだくさんです。

記者リポート
「ここがリニューアルされた展示室。2つのエリアに分かれています。ここは動植物のジオラマの臨場感ある展示が特徴のエリア。奥は科学の原理法則が学べるさまざまな実験装置が置かれているエリアです」

リニューアルされた4階の常設展示室です。「自然史系」と「理工系」に分かれていたエリアは、それぞれ「宮城・仙台の自然エリア」「科学の探究エリア」に名前が変わりました。

「ふれる科学、ためす科学」のコンセプトはそのままに、参加・体験型の展示がより充実しました。仙台市科学館は台原森林公園の中に34年前にオープン。およそ3000点の展示物が子供たちの好奇心を育んできました。

2009年には、アフリカゾウなど、3体の骨格標本の寄贈を受けました。迫力ある展示に圧倒された方も多いのではないでしょうか。

老朽化対策のため、オープン後初めてとなる全面リニューアルが行われた展示室。自然エリアの注目はセンダイゾウなどの標本。そして新たに、広瀬川の自然をジオラマで再現。広瀬川を低空から撮影した臨場感のある映像も楽しめます。

記者リポート
「こちらは皆さんが一度は覚えたことがある元素周期表。実物標本も一緒に展示されています」

実物の標本を展示しているのは、全国的にも珍しいそうです。実際に体験しながら学べる実験装置がたくさんあります。

実際に体験しながら学べる実験装置がたくさんあります。

10月からは3階の展示室でも改修工事が始まり、来年春に再開する予定です。

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