サーフィンで五輪出場の稲葉選手を激励 自民・議連の小泉進次郎氏「出るからには金メダルを」

パリ五輪サーフィン日本男子代表の稲葉玲王選手(左)を激励する小泉元環境相=25日、国会内

 自民党の「サーフィン議員連盟」が25日、国会内で会合を開き、7月26日に開幕するパリ五輪日本男子代表の稲葉玲王(れお)選手を招いて激励した。幹事長を務める小泉進次郎元環境相(衆院11区)は「サーフィンに対する情熱を、愛を全力でぶつけてほしい。出るからには金メダルを」と笑顔で期待を寄せた。

 競技は南太平洋の仏領ポリネシアのタヒチで7月27~30日に行われる。小泉氏は「その期間中、(国内政局が)どのような状況になっているかは誰にも分からない」と表情を曇らせつつも「必ず日本から声援を送る」と約束した。

 日本代表選手は男子3人、女子1人。稲葉選手は「自分たちもメダルを取りに行くので応援をいただきたい」と決意を語った。

 議員からも熱い声援が寄せられた。藤沢市と寒川町が地盤の星野剛士氏(衆院比例南関東)は、東京五輪女子銅メダルの都筑有夢路(あむろ)選手(藤沢市出身)がパリ五輪出場を逃したことに触れ「出られなかった選手の分もぜひ活躍してほしい」と語った。

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