仙台名物ひょうたん揚げに期間限定「緑」が登場!ずんだ?ではないその味は…?〈仙台市〉

仙台の定番グルメの一つ、阿部蒲鉾店のひょうたん揚げについてです。商店街で食べている人を見たことがあるという人も多いのでは。人気の仙台グルメに、4月25日、期間限定の特別メニューが加わりました。

堤勇高アナウンサー
「仙台名物のひょうたん揚げ、実は誕生から40周年なんだそうです。そんなひょうたん揚げに今回期間限定で新たな仲間が加わりました」

外はサクサク…。中はふわふわ…。衣の甘さとかまぼこの塩気が絶妙な仙台グルメの「ひょうたん揚げ」。多い時で1日2000本も売れるそうです。

そもそもひょうたん揚げは「仙台・青葉まつり」の際、片手でも食べやすいようにと誕生したもの。青葉まつりと同級生なんです。

そんな青葉まつりの40周年を記念して今回発売されたのがこの緑のひょうたん揚げ。青葉まつりが行われる時期の”杜の都”仙台の新緑をイメージしたその名も、「杜のひょうたん揚げ」です。

衣には石巻市内の企業が培養したナンノクロロプシスという「藻」が練り込まれていて、たんぱく質が豊富だということです。レギュラーのものは1本300円ですが、この「杜のひょうたん揚げ」は1本400円。ひょうたん揚げが他の企業とコラボするのはこれが初めてだそう。

記者リポート
「では杜のひょうたん揚げいただきます。うん、美味しいです。食感はこれまでのひょうたん揚げと同じ外はサクサクで中はフワフワなんですが、噛んでいると青のりのような優しい磯の香りがしてきます」

販売初日の25日は、早速の多くの人が杜のひょうたん揚げを買い求めていました。

買い物客
「色に惹かれました。緑色でインパクトも強くておいしそうでした」

一方、こんな人も…。

買い物客「ずんだの味でもすんのかなと思って」
記者「実はずんだじゃなくて藻が入ってるらしいです」
買い物客「藻!?そうなんですか」

阿部蒲鉾店 阿部賀寿男社長
「非常に緑がきれいな時期になりますので、定禅寺通あたりで食べながら、仙台の緑を感じながら、この緑色のひょうたん揚げを食べていただければいいかなと思います」

「杜のひょうたん揚げ」は「仙台・青葉まつり」が開催される5月19日まで期間限定で販売される予定です。

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