「辺野古移設」護岸着工着手から7年 市民らが海上で抗議

普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄防衛局が護岸工事に着手してから今月25日で7年です。これに合わせて工事現場周辺の海上では市民らが抗議の声をあげました。

普天間基地の辺野古への移設をめぐり、沖縄防衛局は2017年に護岸工事に着手しました。

これまでに辺野古側の埋め立てはほとんど完了していて、軟弱地盤が見つかっている大浦湾側では、反対する県に代わってことし1月から国が代執行により工事に着手しています。

護岸工事の着手から25日で7年となるのに合わせて、護岸付近の海上では市民団体が主催する抗議行動が行われ、船やカヌー28隻、およそ50人が参加しました。

金井 創 さん
「貴重な本当に美しい海ですから、なんとか工事を食い止めて、元の美しい海に戻ってほしいという願いを込めてきょうも海に出ました」

市民らは大浦湾で新基地反対の横断幕やプラカードを掲げ、立ち入り禁止を示すオレンジ色のフロートの前で抗議の意志を示していました。

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