セツナブルースター、東京での21年振りのワンマンライブが開催決定!

『青写真』と『イツカ・トワ・セツナ』をデジタルリリースしたセツナブルースターが、8月に東京での21年振りのワンマンライブを開催することが決定した。 2006年4月にリリースされた『イツカ・トワ・セツナ』が4月5日に、2005年5月にリリースされた『青写真』が本日4月25日にデジタルリリースされ、『青写真』収録の「はるか」のミュージックビデオが24日20時より再公開されているセツナブルースターが、8月18日(日)に東京・新代田LIVEHOUSE FEVERにて、単独公演2024「閃光を数える」を開催することが発表された。

昨年、結成から25周年を迎え、17年振りとなるスタジオ新録音配信シングル「エバーグリーン」を10月5日に配信リリース、25周年特別企画ライブ〈紺青〉を11月5日に東京・新宿LOFTで開催したが、東京でのワンマンライブは『青春依存症』ツアーファイナルの2003年3月7日下北沢シェルター以来、実に21年振りとなる。 チケットは本日よりオフィシャル最速先行がスタートする。 なお、配信リリースとワンマンライブ開催に向けての倉島大輔によるコメントも寄せられている。

『イツカ・トワ・セツナ』、『青写真』メンバーコメント

この度、2005年発表の「青写真」 、2006年発表の「イツカ・トワ・セツナ」を配信にて

再リリースする運びとなりました。

フルアルバム「キセキ」から約2年半間隔をあけての作品は、

5曲というミニサイズでのリリースとなった「青写真」。

プリプロの段階では10曲ほどあった曲達が様々な想いの中、選ばれ、残せたのはたったの5曲。

ただただ精一杯に、今目の前にある曇天の隙間から差す光の筋を穏やかに見ている。

僕にとってそんな淡い時代を鮮烈に思い出させる作品がこの「青写真」であり、

このタイミングから、自分にとって生きていく上で必要不可欠であり

現在の自分にも直結する概念が形成され始めたのだと、

収録曲の「はるか」を聴くことによって我ながら強く感じることが出来る、そんな一枚になっています。

翌年発表の「イツカ・トワ・セツナ」では

ライブでの定番曲「マラソン」を含む全7曲が収録されており、

活動休止前のセツナブルースターを「第一期」とするならば

まさにその集大成であったことは間違いなく、

20代半ばの3人の願い、葛藤、希望、そういった類のエッセンスを充分に落とし込み煮詰め、

カラカラになった当時の僕らはそのアルバムに「イツカ・トワ・セツナ」という名前をつけました。

今思えば、それから間も無く迎えてしまう活動休止の伏線だったのかもしれないし、

ある種の「遺言」に似たものだったのかもしれません。

有難いことに縁あって「第二期」はエバーグリーンから始まるわけですが、

現在のセツナブルースターに至る為の重要なピースである「イツカ・トワ・セツナ」を、

あれから18年後の未来に配信という形で広く届けられることを光栄に思っています。

遅ればせながらこれによって全ての作品が配信にて試聴可能となります。

時系列と共に楽しんでいただけたら幸いです。

──セツナブルースター 倉島大輔

セツナブルースター単独公演2024「閃光を数える」メンバーコメント

セツナブルースターは2017年の赤坂BLITZで約10年振りにステージに立ち、

以来イベント参加を数回重ね、バンドメンバー皆と交流を愉しみ、気が付けば結成25周年を迎え。

今更、活動再開を声高らかに公言する訳でもないのですが、直近を振り返ってみて

「これは明らかにバンド活動だ」と思える瞬間が幾つもあったわけです。

20代の頃から見ればスローペースだし、

ヒリついたあの感覚の中とは違う場所で日々を送っているけれど、

「今」のセツナブルースターは悪くないのです。

ただ、時間が経つのはほんとに早い。

だからこそ一つ一つの「バンド活動」は濃いものでありたい。

今回僕らが選択したのは「東京単独公演」です。

まさか令和の世に、想像もしなかった未来がこの夏にやってきます。

セツナブルースター単独公演2024「閃光を数える」

──セツナブルースター 倉島大輔

▼「はるか」Music Video(2005年発表『青写真』収録)

https://youtu.be/Nx0IhaOo9fE

【セツナブルースター プロフィール】

メンバーは、倉島大輔(ボーカル、ギター)、島田賢司(ベース、ボーカル)、宮下裕報(ドラムス、ボーカル)。

1998年10月長野にて、前身となる“上海PIZZA”を結成。

地元を中心に活動しながら、2001年4月18日にファーストアルバム『エヅラ・ガラ・セツナ』(DCCM-2)をMULE RECORDSよりリリース。同年7月には『FUJI ROCK FESTIVAL 01』に出演。10代の心象風景を、激しさとせつなさとともに描く楽曲とライブで話題を呼ぶ。たたみかけるように同年12月19日にセカンドアルバム『「二十歳」より』(DCCM-5)をリリース。

2002年には全国規模でのライブ活動を行なうようになり、6月12日にメジャーよりファーストシングル『少年季』(AMCM-10019)をリリース。同年の12月11日には同じくメジャーよりバンドとしてのサードアルバム『キセキ』(AMCM-10035)をリリース。

その後、活動の場をバンドのレーベル等へと移行させつつ精力的に活動しながらも、2008年2月23日、吉祥寺プラネットKのライブを持って活動休止に入る。

2017年12月3日、東京・赤坂BLITZでの『DECEMBER'S CHILDREN <昼の部> 倉島大輔 セツナブルースター「キセキ」リリース15周年記念「キセキ」全曲演奏ライブ&モア』にて、サプライズ的な形で9年振りにバンドとしてのライブを行なう。

2018年6月17日には長野茅野市民館での『OTOSATA ROCK FESTIVAL 2018』へバンドとして正式に出演、復活を果たす。

2021年11月に長野LIVE HOUSE Jにシークレット出演、2022年10月にも同会場で正式出演を果たし、ソールドアウトのなかライブを行なった。

前身バンドから結成25周年となる2023年11月5日、東京・新宿LOFTにて『セツナブルースター25周年特別企画LIVE「紺青」』を行なった。

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