GWの総旅行者数は2332万人
株式会社JTB(東京都品川区)の「2024年ゴールデンウィーク(4月25日~5月5日)の旅行動向」によると、GWの総旅行者数は2332万人、総旅行消費額が9630億円とのことです。国内旅行と海外旅行の内訳は図表1のとおりで、円高や物価上昇の影響もあって特に旅行費用は上昇の傾向にあります。
【図表1】
※JTB「2024年ゴールデンウィーク(4月25日~5月5日)の旅行動向」より筆者作成
GWに旅行に行かないと回答した人は73.6%
同調査の「GWの旅行意向」では、1万の回答者数のうち「GWに旅行に行かない」と回答した人は73.6%(行かない:38.3%、たぶんいかない:35.3%)とのことです。旅行に行かない理由でもっとも多かったのは、「GWは混雑するから」の47.2%、次に「GWは旅行費用が高い」の33.7%、「家計に余裕がない」の24.0%と続いています。
GWにお金をかけずに小学生の子どもを楽しませる方法
円高や物価上昇の影響で家計に余裕がない、GWの混雑を避けたいなどの理由でGWは旅行に行かないけれど、お金をかけずに子どもと遊びたいと考える人は多いことでしょう。そこで、以下のようなお金をかけない、または最小限におさえて子どもを楽しませる方法を検討してはいかがでしょうか。
__・公園や水族館などへ出掛ける
・工場見学
・ショッピングモールなどでウインドーショッピング
・専用施設やキャンプ場でバーベキュー__
お金をかけなくても、GWの楽しい思い出を作ることは可能です。方法別に内容を解説しますので、これからGWのお出掛け先を検討するときに役立ててみてください。
公園や水族館などへ出掛ける
公園や水族館は、みどりの日や子どもの日などに料金無料や割引料金にて楽しむことが可能です。ただし、すべての公園や水族館が料金無料や割引料金で楽しめるわけではないので、事前に公式サイトなどでチェックしてから出掛けましょう。
工場見学
家族で工場見学に出掛けるのも、お金をかけなくてもGWを楽しめる方法の一つです。お菓子やビール、牛乳など、さまざまな工場の見学が可能なので、関心のあるところをピックアップしてみてください。食について学べたり、自由研究を行う際にも役に立ったりするでしょう。
ただし、工場見学の入場料は無料ですが、テイスティング有料とする工場があることや、予約制なので当日の思いつきで出掛けたら見学できない可能性が高い点に注意が必要です。
ショッピングモールなどでウインドーショッピング
大型ショッピングモールなら、天気を気にすることなく過ごせます。フードコートで各自好きなものを食べたり、ウインドーショッピングを楽しんだりすれば、時間もあっという間に過ぎるでしょう。また、子ども向けの遊具があることもショッピングモールの特徴です。
専用施設やキャンプ場でバーベキュー
バーベキューも、お金をかけずに子どもと楽しい時間を過ごせるでしょう。バーベキューの設備がそろった専用施設やキャンプ場などを利用すれば、道具を持っていなくても借りられる場合があります。
お金をかけずに楽しいゴールデンウィークの思い出を作ろう
GWに旅行へ行くのもよいですが、混雑がひどかったり、目的地へ向かうまでに渋滞に巻き込まれたりする可能性が高いです。
また、GW料金でまとまったお金を使うことも避けられないでしょう。お金をかけなくても、子どもと一緒にGWを楽しむ方法は複数あります。候補をいくつか挙げてみて、そのなかから子どもとどこへ行きたいか話し合ってみてはいかがでしょうか。
出典
株式会社JTB 2024年ゴールデンウィーク(4月25日~5月5日)の旅行動向
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー