「Jリーグ勢がACLを統治する?」 横浜FMのACL初決勝進出に中国誌も注目「東アジア最強」

横浜FMがPK戦を制してACLの決勝へ【写真:徳原隆元】

ACL準決勝で蔚山現代にPK戦の末に勝利

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の第2戦が4月24日に行われ、横浜F・マリノスは蔚山現代(韓国)に3-2で勝利。2戦合計スコア3-3で同点のため、延長戦、そしてPK戦の末に初の決勝進出を決めた。

中国ではACLへの注目度が高い。中国のサッカー専門誌「足球報」は、「直近7年で5度の決勝進出、Jリーグ勢がACLを統治するか?」と見出しを打って取り上げている。

「2017年大会以降、Jリーグ勢は5回目のACL決勝進出(過去は浦和レッズ3回、鹿島アントラーズ1回)。決勝に進出できなかった20年と21年大会は、ともに新型コロナウイルス拡大の影響でレギュレーションが異なり、決勝トーナメントは一発勝負だった。しかしそれ以外、ホーム&アウェーではJリーグ勢が決勝まで勝ち上がっている」

記事では、さらに「かつて、1995年~2002年の7年間で、韓国Kリーグ勢が5回決勝進出。また2009年から13年まで5年連続決勝進出したことがあった。今やJリーグはかつてのKリーグに代わって東アジア最強リーグと言えよう」と分析している。

また決勝は、西地区代表のアル・アイン(アラブ首長国連邦/UAE)との対戦。06年~18年は東地区が13回中12回勝利しているが、19年以降は東西半々で優勝している。今季はACLのレギュレーション変更前最後の大会、どちらが優勝するだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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