【F1】公式サイトが評価ランキングを発表 角田裕毅は2ランクダウンもトップ10をキープ

角田裕毅

F1公式サイトがドライバーの実力を評価する「パワーランキング・トップ10」の最新版を発表し、中国グランプリ(GP)で低迷したRBの角田裕毅(23)は2ランクダウンの10位となるもトップ10圏内をキープした。

角田は日本GPで、10位入賞を果たし、さらには世界中のファンが最も印象的なドライバーを決める「ドライバー・オブ・ザ・デー(DOD)」でも2位に躍進。日本GPの評価は全体3位、そして今季の平均でも初のトップ10圏内となる8位に躍進していた。

しかし21日の中国GP決勝では、後続車に追突される不運もあって無念のリタイア。中国GPを通じて低迷し、19日のスプリント予選は19位、20日のスプリントでは16位、さらにその後の本予選では19位とまさかのQ1早期敗退を喫しており、散々な結果に終わった。

そうした不振が反映され、今回発表された最新ランキングでは、角田は今季平均で「6・8」となって前回からは0・5点の大幅ダウン。順位も2ランクダウンし、10位に落ちた。

それでも、ランキングはトップ10圏内を死守。今季全体のパフォーマンスとしては、依然として高い評価を誇っている。次戦のマイアミGP(決勝5月5日=日本時間同6日)で、再び存在感を放てるか逆襲に期待だ。

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