妊娠中の繁殖牛を阿蘇の牧草地に放牧する『熊本型放牧』始まる【熊本】

妊娠中の繁殖牛を阿蘇の牧草地に放牧する『熊本型放牧』がことしも始まりました。

阿蘇市の北外輪にある狩尾牧野と跡ヶ瀬牧野には、25日、熊本県内の19戸の農家が育てる妊娠中の赤牛と黒牛合わせておよそ85頭が運び込まれました。

普段は牛舎で飼育されている牛たちは新緑が広がる草原に入ると大興奮。

走ったり、跳びはねたりしてうれしそうにしていました。

この『熊本型放牧』は草原の維持ができるほか、畜産農家は飼料代が節約でき、牛も足腰が強くなって出産が楽になるということです。

『熊本型放牧』は11月下旬まで行われ、延べ300頭が放牧される予定です。

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