ゴールデンウィーク後に“ご褒美を設定”でモチベーションアップ、30~50代男女の「五月病克服術」【トップ3】

先の楽しみがあればテンションも上がる(photoAC)

まもなく待ちに待ったゴールデンウィークが始まる。2024年はカレンダー通りならば4月27~29日、5月3~6日がお休みで、間の4月30日、5月1~2日は平日。会社によっては最大10連休のところもある。どちらにせよ長いお休みに心が躍る。しかし、毎年ゴールデンウィーク明けには“五月病”に悩む人も多い。そこで今回は30~50代の男女100人に「五月病克服術」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

第3位は、気分転換。

休み明け、連休からいきなり現実に引き戻されるような気分になるが、仕事終わりや週末にストレス発散をして気分転換をはかり、徐々に生活ペースを戻していくという方法だ。

「好きな外食に行く、友人と家族と遊ぶ。疲労回復し、精神面でも安定が望める」(39歳/男性)

「カラオケで歌いまくる。ストレスを溜めない。気分がスカッとする」(40歳/女性)

「とにかく用事がなくても外に出る。家にいると絶対にダメ。外でいろいろな人を見て、人慣れしていく。そうすることで五月病は解決できると思います」(44歳/男性/学生・フリーター)

「甘いものを食べる。リラックスできる」(31歳/女性/主婦)

「趣味を充実させる。行動力が増す」(38歳/女性/総務・人事・事務)

「釣り。自分を見つめ直す」(35歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「太陽に当たる。体内時計をリセットできる」(38歳/女性/主婦)

「毎日飲みにいく。毎日仕事終わりが楽しい」(38歳/男性)

「仕事帰り道に楽しみを作る。会社に行って仕事終わらせる事に全力を尽くせる」(41歳/女性/総務・人事・事務)

■第2位は次の楽しみ「ご褒美を設定」でモチベーションを保つ

第2位は、ご褒美を設定。

ゴールデンウィーク明けに、次の休みの予定を決めておいたり、おいしいものを食べにいく予定を立てたり、ご褒美を設定しておくと気分の落ち込む暇がなく、次の楽しみに向けて、また気分を上げていくことができる。

「ゴールデンウィーク中に先の楽しみを計画しておく。先を考えてワクワクできる」(31歳/女性/主婦)

「夏休みの計画を早く立ててそれを楽しみに生きる。やる気やモチベーションが上がる」(42歳/女性/主婦)

「5月後半や6月の休日にレジャーなどの楽しみを計画しておく。連休明けの憂鬱な気分には変わりないが、次の楽しみが近いのでモチベーションが維持できる」(54歳/男性/総務・人事・事務)

「ご褒美を1つ購入して、テンションを上げて持続させる。テンションが上がっなやる気が出る」(38歳/女性/主婦)

「もう少しでボーナスということを頭の中で反芻する。普段は我慢している物が買えることを考えると頑張れる」(49歳/女性/主婦)

「5月20日頃に自分に3万円使うことを許す。ゴールデンウィーク明けも頑張れる」(48歳/女性/学生・フリーター)

「休日はだらだら過ごし、平日に好きなことをやる。平日にしかやらないことで平日が待ち遠しくなる」(33歳/男性)

「気を強く持つ、自分にご褒美を与える。仕事が頑張れる」(31歳/女性/学生・フリーター)

「自分のご褒美をすえる。そこを楽しみに生きていける」(48歳/女性/総務・人事・事務)

「大好きな物を食べにいくなど、仕事帰りに何をするか楽しみを持つ。連休明けのみならず、月曜日が嫌になることはなくなります!」(59歳/女性)

「給料とそれで買うもののことを考える。給与のことを考えるだけで元気が出てくる」(48歳/男性)

「許せる範囲内で、自分の好きなことに没頭する。好きなことをしたいがために、頑張って仕事をする、お金を稼ぐ動機になる」(51歳/男性)

「次の楽しみを見つける。やる気が出る」(34歳/女性/総務・人事・事務)

■第1位は休み中も生活リズムをキープ「連休中も規則正しい生活」

第1位は、連休中も規則正しい生活を送る。

休みが続くと、ついつい夜ふかししたり、寝だめしてしまったりダラダラと過ごしてしまうこともあるが、普段の生活と変わらない生活をすることで平常心を保てるという声が多数。中には、あえて「休まない」というツワモノもいた。

「朝起きる時間と寝る時間だけでも、仕事がある日と同じに合わせる。朝起きられなくなるのを避けられる」(30歳/女性/営業・販売)

「連休中も規則正しい生活。仕事があるときと同じ生活リズムを取ることで、生活リズムのズレによる不調はなくなる」(46歳/男性)

「予定があるなしにかかわらず、連休中も朝はしっかり起きることです。1日のリズムができるので仕事始めにも対応できる」(54歳/男性)

「毎日同じ時間に起きる。体がリズムを取り戻して生活が規則正しくなる」(32歳/女性/専門職)

「なるべく普段通り、行事があってもはしゃぎすぎないようにする。克服は難しいので、無気力にならないような方法を考える。落差が激しくなければひどく落ち込むこともないと思う」(55歳/女性/主婦)

「ダラダラせず。規則正しく過ごすこと。朝早く起きて仕事に関する本を読んだり適度な運動をする。そうすれば爽快な気持ちを維持できると思う」(47歳/男性)

「日常生活を保つ。現実逃避を回避、というか働け。甘やかすな、何が働き方改革だ」(48歳/男性)

「休みの日も朝起きる時間と朝食の時間、着替える時間を勤務日と同じにすれば、連休後の出勤時もすんなり切り替えできる。毎日のルーティンが変わらないので、平日も休日も同じリズムで1日を過ごすことができる」(47歳/男性)

「生活リズムを通勤時と変えない。朝起きる時間や寝る時間もきっちりと守る。体内時計や体を臨戦態勢にしておくことで、休み明け前の憂鬱な気分はかなり和らぐと思う。海外旅行の時差ボケも結局、体のリズムのズレが原因なので効果は期待できる」(59歳/男性/会社経営・役員)

「休まずに仕事をできるだけする。休日か平日かの区別が分からなくなってきて、休みをあまり気にしなくなる。やらされてる感がなくなる」(48歳/男性/会社経営・役員)

「休まないこと。五月病にならずに仕事の効率が上がる」(49歳/男性/総務・人事・事務)

■「五月病克服術」ランキング
1位 連休中も規則正しい生活
2位 ご褒美を設定
3位 気分転換
4位 向き合う
5位 運動
5位 気合
7位 しっかり休む
7位 無理をしない

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