“規格外”のカイワレ大根を乾燥して粉状にした『カイワレパウダーの商品化』を目指して

野菜のカイワレ大根を乾燥して粉状にしたカイワレパウダーを使い料理を味わう「サルベージ・パーティ」が25日、射水市で開かれました。

これは射水市を拠点に地域の課題解決に取り組む中谷幸葉さんが、食品ロスを無くそうと行ったもので、若者や子ども連れの母親などおよそ10人が参加しました。

カイワレパウダーは、農家から提供を受けた規格外のカイワレ大根から作られました。

食材は、家庭で余ったものを参加者が持ち寄り、カイワレパウダーを振りかけたり、混ぜたりして牛丼の素を使ったリゾットやクッキーなど7品の料理を作り試食しました。

*参加者
「チョコレートの上にパウダーを乗せたのが美味しかったので、(家でも)作ってみたい」

*ファミーユ代表 高木奈津美さん
「使わない食材も色々な料理に混ぜられることが分かって、すごく勉強にもなって楽しかった」

*シテン 中谷幸葉代表
「もったいない野菜がたくさんあることに気づいたので、消費者であるママたちと一緒に商品開発やメニューに活かしていきたい」

かいわれパウダーをかけると、苦味が加わり料理にアクセントが生まれると好評で、中谷さんは今後も月に1度、試食会を開催する中でカイワレパウダーの商品化を目指したいとしています。

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