VR=仮想現実を使って実際の仕事体験も…富山で就職を考える若者対象に“合同就職説明会”

地元、富山で就職を考える若者を対象にした富山県による合同就職説明会が、25日富山市で開かれました。

県内で就職を考える学生やUターン転職者などに向けた合同説明会には、県内の企業100社が参加しました。

会場には、卒業後に就職を希望する高校生や専門学校生が多く訪れ、関心のある企業のブースを回りながら担当者の話に耳を傾け、熱心にメモをとっていました。

このうち、高齢化や人手不足に悩む建設業のブースでは、元日に発生した能登半島地震の災害復旧工事や道路の復旧作業にあたっている実績などを説明し防災意識が高まる中、「やりがいのある仕事です」と積極的にアピールしていました。

またVR=仮想現実を使って実際の仕事を学生に体験してもらう企業もありました。

県ではUターン就職を考える学生向けの交通費を年間2万円まで負担するなど、引き続き人口流出を食い止める施策を講じていくとしています。

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