日本に25年不法滞在した疑い 韓国籍の女逮捕 当初の在留期間は15日間

兵庫県警高砂署=高砂市荒井町紙町

 約25年にわたり日本に不法滞在したとして、兵庫県警高砂署は25日、入管難民法違反の疑いで、韓国籍で無職の女(58)=高砂市=を逮捕した。調べに対し容疑を認めているという。

 逮捕容疑は1999年8月に日本に入国、在留期間が切れているにもかかわらず、今年4月13日まで滞在した疑い。当初の在留期間は15日間だった。居住地を移しながら暮らしていたといい、逮捕時は同市内で男性と同居していた。

 同署によると、14日午前、県内のスーパーで、落とし物のポイントカードを盗んだ疑いで同署に逮捕されていた。調べを進める中で入管難民法違反が発覚したという。

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