仮想通貨の投資で2400万円だまし取られる 神戸の69歳アルバイト男性 フェイスブックで知り合う

兵庫県警垂水署=神戸市垂水区本多聞3

 25日、神戸市垂水区のアルバイト男性(69)から「暗号資産(仮想通貨)の投資名目で約2400万円をだまし取られた」と垂水署に届け出があった。同署は詐欺事件として調べる。

 同署によると、3月中旬、この男性のフェイスブックに女性名のアカウントから友達申請が届いた。「台湾と日本のハーフ」を名乗り、「自分の姉が暗号資産の短期投資で利益が出た」などと投資を持ちかけられたといい、男性は3月28~4月24日の間に指定された九つの口座に計約2400万円を振り込んだ。

 3月下旬には自身の口座に入金があり、男性は「信じてしまった」という。保証料や両替料を請求され、家族や弁護士に相談し、被害に気づいた。

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