絶景のシャワー 名物の大藤が見頃 あしかがフラワーパーク

とちぎテレビ

1日続いた4月24日の雨とは打って変わって、県内各地で晴れ間が広がった4月25日、足利市のあしかがフラワーパークでは、名物の大藤が見ごろを迎え大勢の客でにぎわいました。

樹齢160年、隣り合う2本の藤からなる藤棚には、およそ16万もの花の房が垂れ、2千平方メートルもの空間を淡い紫色で埋めています。

藤の名所として知られ、海外の観光客からも人気のあしかがフラワーパークの名物、大藤は、例年通り2週間ほど前に開花し、今まさに見頃を迎えています。

強い日差しが降り注ぎ、前の日から10度以上気温が高くなった県内の観測地点が9カ所あるなど夏を思わせるような陽気となった4月25日、半そでや日傘をさす人の姿が目立ちました。

園内では、大藤のほかに、花の一輪一輪が大きくなる珍しい品種の八重藤や白藤も見頃を迎えていて、訪れた人たちは写真を撮ったり、香りを嗅いだりして、この時期限定の絶景を満喫していました。

季節の花々が咲き誇り一番花が多いこの時期は、施設の書き入れ時で4月27日から5月6日までの春の大型連休の期間中は、38万人の人出を見込んでいます。

これから1週間ほどで、もうひとつの名物で全長80メートルにもなる白藤のトンネルが見頃を迎えるほか、5月15日までは大藤のライトアップが行われます。

© 株式会社とちぎテレビ