杉浦紀子バトンスタジオ 平久井・齋藤ペア 日本代表に 選考会で実力発揮 横浜市港南区・横浜市栄区

日本代表となった平久井・齋藤ペア=同スタジオ提供

港南台の杉浦紀子バトンスタジオに所属する平久井愛由さん(金沢区在住)と齋藤晟さん(港南区在住)がこのほど、2024年IBTF世界フリースタイル選手権大会日本代表選考会のペアシニア部門に出場し、今夏の世界選手権大会の日本代表に選ばれた。

愛知県の日本ガイシホールで3月22日に行われた選考会。今年8月にスウェーデンで開催されるIBTF世界フリースタイル選手権大会(37カ国参加予定)に出場する日本代表選手を決める大切な大会だ。

平久井・齋藤ペアは18歳以上のシニア部門に出場。全国10ブロックの地方予選を勝ち抜いた11組が参加し、日本代表の座「2枠」が争われた。

昨年イングランドで開催された国際大会の決勝でノーミスで優勝するなど実績のある同ペアは、実力通りの演技で代表の枠を勝ち取った。

平久井さんは「初めてのフリー種目で日本代表になれたことが嬉しい。齋藤さんと私にしかできない『ジェラシー』を届けたい。杉浦先生の指導のもと、日本代表として誇りを持って精一杯頑張る」と話し、齋藤さんは「平久井先輩と一緒に練習に励み、テーマである『ジェラシー』を情熱的な演技で踊りたい」と世界最高峰の大会へ意気込みを語ってくれた。

バトントワーリングは棒状の手具「バトン」を回転させる「トワーリング」という意味の競技。大会ではバトンの正確な操作方法やテクニック、スピード感、身体表現の総合演技などが評価される採点スポーツ。

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