【西武】西武が連敗4で止める ボー・タカハシが初勝利「頑張って抑えることができました」

西武・ボー

西武は25日のオリックス戦(京セラドーム)に3―1と逃げ切り連敗を4で止めた。

初回、西武は一死二塁のチャンスで3番・中村剛也内野手(40)の適時二塁打で先制。実にこれが20日、楽天戦(ベルーナ)以来、4試合ぶりの先制点となった。

さらに3回にはこの日、4番に復帰したアギラーの2点適時打で追加点を奪い序盤に3点のリードを奪った。

リードをもらった先発のボー・タカハシ投手(27)は6回途中3安打1失点と守り、その後を水上、増田、佐藤隼、アブレイユの無失点継投で守り抜いた。

先発転向2戦目で初勝利を挙げたボーは「1回のイニングは得点圏にランナーを置いた状況でとても難しい場面でしたが、頑張って抑えることができました。6回に満塁の場面でダブルプレーを狙っていましたが、うまくいきませんでした。でもその後、水上がしっかりと抑えてくれたので、水上に感謝です」と二死満塁のピンチを1球でしのいだ水上の好リリーフをたたえた。

これで先制した試合は8勝4敗となった西武。貧打が原因の連敗を止めるにはこのパターンしかないといった投手力を主体とした守り勝ちだった。

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