椎名桔平 大阪の舞台で初めて〝おじい〟役「私、今年60歳になる」

取材会に出席した椎名

俳優の椎名桔平(59)が25日、大阪市内で行われた舞台「未来少年コナン」(6月28日~30日=梅田芸術劇場)の取材会に出席した。

本作は、1978年にテレビで放送された宮崎駿監督が初めて手がけた同名アニメ作品を舞台化したもの。人類の文明が滅んだ20年後、主人公コナン(加藤清史郎)と育ての親・おじい(椎名桔平)が暮らす島に、謎の少女・ラナ(影山優佳)が流れ着いたところから物語が展開する。

椎名は「おじい」と「ラオ博士」を一人二役で演じる。

役どころについて「おじいという役は(コナンと)血がつながっていないけど、おじいちゃんという設定。もう一方のラオ博士というのは、ヒロイン(ラナ)の実のおじいちゃんなんです」と説明。続けて「私、今年60歳になるんだけど、この年代の役をやったことがないので、舞台空間でそう見えるように練習している最中です」と明かした。

また、「子どもの頃は50歳でも『おじいちゃん』と(思っていた)。今年60歳になる自分が思うのは、肉体的にも精神的にもあまり変わっていないというのが現状なので、あまり考えずに60歳になろうと思います」と苦笑。

三重県出身の椎名は最後に「いろいろな地方に行きますけど、大阪とか九州の方の反応というのラテンな感じで、すごく距離を近くして見てくれる。そういうの僕は好きなので、楽しみにしていてください」と関西弁でアピールした。

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