「THE SECOND」ファイナリスト8組の対戦カード決定

 「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」グランプリファイナルの抽選会に臨んだ(左から)タモンズ(大波康平、安部浩章)、ハンジロウ(しゅうごパーク、たーにー)、ななまがり(初瀬悠太、森下直人)、金属バット(小林圭輔、友保隼平)、ザ・パンチ(パンチ浜崎、ノーパンチ松尾)、タイムマシーン3号(欠席のためパネル)、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、ラフ次元(空道太郎、梅村賢太郎)=撮影・伊藤笙子

 フジテレビの結成16年以上の漫才師による賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」(5月18日、後7.00)の組み合わせ抽選会が25日、都内の同局で行われ、グランプリファイナルに挑む8組の対戦カードが発表された。

 昨年初開催の賞レースで、今年は133組がエントリー。最終決戦へ進む8組は抽せんの結果、第1試合はハンジロウVS金属バット、第2試合はラフ次元VSガクテンソク、第3試合はななまがりVSタモンズ、第四試合はタイムマシーン3号VSザ・パンチが激突する。

 第1試合は約10年前に同じライブハウスに立ったことがある二組。先攻・ハンジロウのしゅうごパークは「決まった瞬間負けそうとなりました」、後攻の金属バット・小林圭輔は「ザ・ぼんちハンターの2人なので、気合入れたい」と笑った。

 第二試合は大阪で切磋琢磨してきた二組。先攻のラフ次元・空道太郎は「ベストパフォーマンスをできるように」、後攻のガクテンソク・奥田修二は「よじょうが国分寺に住んでいる。郊外。できるだけ都内に近づけさせようと。まだネタリモートなので、都内でネタ合わせできるようにしたい」と気合を入れた。

 第3試合は、吉本興業所属で同期の二組。後攻のタモンズ・大波康平は「優勝したいですけど、仮に負けても全力で応援できる」と対決を喜んだ。同期なだけに相手の手の内を知る仲だが、先攻のななまがり・初瀬悠太は「一番のネタをやるという感じ。誰とやるからネタを変える気はなかった」と自信たっぷりにコメントした。

 第4試合のタイムマシーン3号は、この日は別の番組収録で欠席。ザ・パンチは16年ぶりの賞レースファイナル参戦。ノーパンチ松尾は第四試合の後攻で大トリとなることに「順番は結構楽しめる。早めに出ちゃって終わると待ち時間が長いのが嫌なので」と当日を楽しみにした。

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