積荷のコンクリ片飛び散り対向車の運転手が死亡した事故 ダンプカー運転手の初公判で検察側「前などよく見ず運転」

愛知県半田市で2024年2月、ダンプカーが中央分離帯に衝突して積み荷のコンクリ片が飛び散り対向車の男性が死亡した事故で、ダンプカーの運転手の初公判が開かれ、事故直前の状況が明らかになりました。

愛知県半田市の知多半島道路で2024年2月、中央分離帯に衝突したダンプカーの積み荷のコンクリ片が飛び散り、対向車を運転していた当時43歳の男性が死亡する事故がありました。

ダンプカーを運転していた一宮市の伊藤守被告(45)の初公判が25日、名古屋地裁で開かれ、事故直前の状況が明らかになりました。

冒頭陳述で検察側は、「前などをよく見ずに運転していて、ダンプカーが路肩にそれて走行していることに気づかず、慌ててハンドルを切って制御を失い蛇行しながら衝突した」と、当時の状況を説明しました。

伊藤被告は、起訴内容を認めています。

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