【ベルギー】飲酒運転で逮捕の男性 まさかの『無罪』 体内でアルコールが作れる体質が話題 ネットでは「世界で20人って…」「運転は大丈夫なの?」

【ベルギー】飲酒運転で逮捕された男性が無罪に 理由は『体内でアルコールが作れる特殊体質』

ベルギーで起きた飲酒運転事件が、世界中で大きな話題となっています。なんと、飲酒運転の罪に問われた40歳の男性が、「自動醸造症候群(ABS)」という特殊な体質を持っていたために無罪となったのです。

男性は2022年4月、警察に車を止められ、呼気検査で法定基準以上のアルコールが検出されたため、飲酒運転の疑いをかけられました。過去にも同様の経験があり、その際は罰金と運転免許停止処分を受けていたそうです。

しかし、今回の裁判で男性は3人の医師による個別検査を受け、正式にABSと診断されました。ABSとは、消化器官の中で炭水化物が発酵することにより、まるでビールができるプロセスのように体内でアルコールが生成され、飲酒していなくても酔ってしまう非常に珍しい症状なのです。

世界でもABSと認定された人は約20人しかいないといわれており、男性はこの診断を受けるまで、自分の体質に気づいていなかったとのこと。

驚くべきことに、男性の勤務先はビール醸造所だったそうです。男性の弁護士は、「不幸な偶然」だったとコメントしています。

体内でアルコールを作ってしまう特殊体質が、飲酒運転の無実を証明するとは、誰が想像できたでしょうか。まさに真実は小説よりも奇なりですね。この珍しい事件は、世界中のメディアで報じられ、多くの人々の関心を集めています。

このニュースに寄せられたネットの声

「酔っ払い状態だとすると運転は大丈夫なの?」
「炭水化物食べたら酔っ払うのは大変すぎる」
「そんな体質があるとは…」
「特殊すぎる」
「世界で20人って…」
「酩酊状態はあかん」

このニュースには特殊すぎる体に心配する方や、運転による事故を危惧する方から多くのコメントが寄せられていました。自らの体内にビール工場を持つ男性の奇妙な体質が、飲酒運転の罪を帳消しにした驚愕の物語でした。

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