韓国統計庁が24日発表した2024年２月の人口動向によると、出生数は前年同期比3.3％減の１万9,362人と、同月ベースで過去最少を更新した。1981年の統計開始以来、２月の出生数が２万人を下回ったのは初めて。
減少率を地域別に見ると、世宗市（14.8％減）の減少幅が最も大きかった。以下、大田市（13.5％減）、忠清北道（11.5％減）、慶尚北道（9.8％減）の順となった。
■人口は52カ月連続減
一方、同月の死亡者数は9.6％増の２万9,977人で、こちらも過去最大を記録した。総人口は１万614人の自然減で、52カ月連続の減少となった。婚姻数は5.0％減の１万6,949件、離婚件数は1.8％増の7,354件だった。
