【マレーシア】阪急阪神エクス、シャアラム倉庫を増床[運輸]

シャアラム倉庫の外観(阪急阪神エクスプレス提供)

国際貨物輸送の阪急阪神エクスプレス(大阪市)は25日、マレーシアのスランゴール州シャアラムにある倉庫を増床したと発表した。

阪急阪神エクスプレスは、メディカル関連を中心にさらなる倉庫需要を見込んでおり、シャアラム倉庫の面積を計1,858平方メートルから計6,038平方メートルに拡大した。倉庫は定温ルームを完備しており、医療機器物流の品質に関するマレーシアの規格「GDPMD」の認証を基に、メディカル関連の顧客のニーズに幅広く対応する。

同倉庫が位置する工業団地は、スランゴール州のクラン港から30キロメートル、クアラルンプール国際空港(KLIA)から45キロと好立地に位置。多数の製造企業が進出していることもあり、保税倉庫としての需要を見込んでおり、阪急阪神エクスプレスは、年内にも保税倉庫ライセンスの取得を目指す方針を示した。

シャアラム倉庫は2018年10月、特定顧客の貨物取り扱いに伴い、営業を開始。その後、新たな顧客の貨物取り扱いで増床した。

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